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「こ、ここだ…」
教えられた通りに進んできたお客さんは看板とメモを見て1人頷きました
「人間ではない生き物たちが経営してる喫茶店…「喫茶 AA」…」
お客さんは息を飲んでゆっくりと階段を上がり、ドアをそっと開けました
-カランカラン…-
ξ゚⊿゚)ξ「いらっしゃいま…ってまた人間か…ま、いいわ。好きなとこに適当に座ってちょうだい」
(;^ω^)「ツン!お客様にそんなこと言っちゃダメだお!」
(´・ω・`)「お客さん?…あぁ、いらっしゃい。このコーヒーはサービスだから飲んでくれ」
「え?え?」
―ガチャッ!カランカラン!!―
ノパ⊿゚)「買い出ししてきたぞぉぉぉ!!」
(;´_ゝ`)「ちょ……ヒート…速すぎ…」
(´<_` )「兄者が体力無さすぎなんだよ」
―カランカラン…―
川 ゚ -゚)「掃除終わったぞ~」
lw´- _-ノv「モナやん、米食べたい」
(;´∀`)「シュールはろくに動いてなかったじゃないかモナ…」
わらわら、ギャーギャー…、パタパタ…
お客さんの足元で騒ぐ小さな生き物たち
彼らは「AA」という生き物で、耳が生えていたり、人間みたいに髪があったり、話が出来たり…とにかく不思議な生き物です
呆然としながらも、お客さんは綺麗な巻き髪をした女の子に言われた通り、小さなカウンターの小さな椅子に座りました
すると、垂れ眉のAAがサービスのコーヒーをお客さんに差し出しクスクス笑いました
(´・ω・`)「騒がしくて申し訳ないね。さ、注文を聞こうか」
「は、はい!えっと…メニューは…」
(´・ω・`)「うちはメニューないんだ。好きなモノ頼んで」
「あ、はい!えっと、それじゃぁ…―――」
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