第1章

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ムシムシ…ジワジワ… 本格的な夏が来る前の蒸し暑さ… 私は友人の家に遊びにこのVIP市に来たのだが、先程友人から連絡が入り、急遽予定が無くなってしまった ミ;・_・)(おばさんがぎっくり腰じゃ仕方ないですね…) 友人の実家はお店を営んでおり、どうやら仕入れ作業中にグキッとやってしまったとかなんとか… ミ*・_・)「さて、これからどうしましょうかねぇ…」 折角来たんだ、何処かでお茶してフラフラしてから帰ってもバチは当たらないだろう ミ*・_・)「そうと決まれば早速喫茶店を探しましょうか」 私は足取り軽く、街の散策を開始した ミ;・_・)「む~…なかなか入りたいお店がないですねぇ…」 暫く街をフラフラと喫茶店を探すべくさ迷ったが、スタボ等の有名店ばかりで入りたいという気持ちにならなかった 私は公園に入り、近くにあったベンチに座り一息つく ゴミが落ちていない綺麗な公園 噴水では子供たちが気持ち良さそうに水浴びをして遊んでいる ふと、子供たちから目を離し、私が入ってきた出入口を見ると、赤く短い髪を揺らしながら荷物を抱えている女の子がニコニコしながら歩いてきた ミ*・_・)(あ、あの人に聞いてみようかな?それで無かったら諦めてスタボに入りますか…) 私は立ち上がり、赤い髪の女の子の後を追った
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