笑顔に逢いたくて

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日曜日の早朝 夜勤から帰って来たマリカ マンションの駐車場に暴走族が集結? 座り込み楽しく話している。気にせず横を通り過ぎる。楽しかったんだ… 他人の迷惑なんて、わからないでしょう…? 無事に帰れてよかったね。親の心 、子知らず?そんな事を思いながら… ふと振り返る。 その中の一人に、何処かで会ったかな? いや、いや…見間違いかな? マンションの中へ、入ろうとした時だった。 「ナオ! ナオ! どうしたんだ? ナオ!」 「しっかりしろ! ナオ! 大丈夫か?」 ひと際大きな声で叫んでいるのが聞こえた。 近づいて行くと…少女が倒れているのでした。 慌てて駆け寄るマリカ 意識がない… ?脈拍を見る。 すぐ救急車を呼び心臓マッサージをしながら…私が医者であり、京都K病院に連れて行く事を話す。 リーダーの少年と一緒に乗り込む。 病院に到着して、すぐ救命救急室へ… 外傷はなく…検査をする。 血液に異常が見られ…入院して詳しく調べる事になった。 すぐに輸血をする珍しい血液型 AB RH (ー) マリカと同じ血液型だった。
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