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救命救急室の前
心配そうに仲間が集まっていた。出て来たマリカに集まる少年少女
「大丈夫！ しばらくしたら目が覚めるけど今日は入院かな？誰かナオの名前フルネームで教えてくれるかな？」
「武村 直人 です」
「えっ、ナオって…直人で… 男の子なの？ 住所は？家族は？」
質問を浴びせる。
「先生、ナオは一人だよ…一人暮らししてるんだ。親は鹿児島にいるってさ？そう聞いてるよ」
「そうなんだ？有り難う！君達は、もう解散しなさい。心配しないで私に任せて…君の電話教えて貰えるかな？」
疑いの目でマリカを見る。
「大丈夫よ！先生が付いてるから必ず後で連絡するから…ねぇっ！」
約束して帰らせる。
カルテを作りながら…えーっと 名前は武村 直人 19才男性…？
マリカは病院に泊まる事になった。
ジーッと直人の顔を見つめているマリカ
可愛い女の子だと、思って見ていた子が男の子か…？すやすや寝息を立てて眠る直人
早く元気になってと願うのでした。
うとうと…
直人のベッドの傍
椅子で眠るマリカ
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