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道路脇に止まっている高級車
音楽が、ガンガン!鳴り響く。
全くうるさいなあ…?
人の迷惑を考えてない車だと思いながら近づいて行く。
でも、中には人がいない…?
通り過ぎようとした時、木陰から一人の男性が フラフラ…
マリカに寄り掛かって来た。
なんだ?
スーツ姿の大きな男
ウッ!酒臭い!酔っ払い?
オエーッ! 口から出す 。
わぁ~!
戻したものがマリカに掛かった。
避ける事も出来ず…男の手がマリカに…
重い!! 倒れそうになるが必死で堪え、
すぐ側にあるベンチに座らせる。
「すみません…」
気分悪そうに オエーッ…
「出しなさい!全部吐き出して…」
背中を撫でてやるのでした.
蒼白い顔…吐き出して少しはましになったかな?
「さあ 、どうぞ!」
ペットボトルの水を渡す。
「クチュ 、クチュして 口の中をきれいに,それから少し飲んで下さい」
言われるようにしていた男性が急に笑い出す。
ハハハ…ハハハ…
何が、そんなに面白いのか?まだ笑っている。
笑えるくらいなら…大丈夫ね
「じゃあ」
行こうとするマリカの手を放さない男性に困るマリカでした。
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