笑顔に逢いたくて

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この一年で…今の会社で実績が認められたら… 二人を設計部に配属にすると言う約束を取り交わしているのでした。 なんとしても、父親への憎しみじゃなく早く…仕事に専念して欲しいと願っている木田なのだが… 毎晩のように酒に…この調子では…中々…アドバイスが見つからず付き合っているのでした。 「おい!河村帰るぞ!さあ、歩けるか?」 「うーん …」 あれっ? 辺りをキョロキョロ… 「お姉さんは?何処へ行ったのかな? 又々、ダメな僕は見捨てられたのか? こんな奴は相手にもしてくれないか?ハハハ…俺はやっぱりダメな奴だね~木田 やっぱり僕は…」 「バカ言ってんじゃないよ!しっかり しろよ!」 部屋に連れて帰る。 数日が過ぎる… 音楽を、聞きながら手術の事を考え歩くウォーキングをしているマリカ 又、あの車?近づいて見るが誰も乗っていない…? 酔っ払いの彼達の姿も見当たらず…ホッとするのでした。 その時、携帯が鳴る。 病院から…? 木田陽介と言う男性が救急で運ばれ…付き添いがマリカの名前を呼んでいるとの事 聞き覚えのある名前は、この車の… 急いで病院へ向かう。 救命室の前 左手に包帯…顔に掠り傷の河村が項垂れていた。
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