笑顔に逢いたくて

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毎朝 バイクに乗り…走り回るツーリングの帰りに マリカの姿を見ている直人だが声を掛けられずいるのでした。 働く事で…バイクで走り回る事で…体の事を考えたくない!忘れようと… 単車で走る爆音と、スピード!最高!爽快だ~! 信号の所 時間を合わせたように マリカの姿を見られる!それだけで幸せ… 嬉しくて… 時々 、出る鼻血が中々 止まらなくて…不安で怖い!単車で走る事で忘れたい… そんな日が何日続いただろう?眠れなくて…今日は疲れがひどく… 体もだるくて…元気なマリカの声が聞きたい! 診察に、行かなかった事を謝りたくて… マリカを追い越し、単車を置きマリカの元へ後戻り… 直人の方へ向かって歩いているマリカ 前から来る直人に気付かないでいるのでした。 マリカを追いかけて来る男性が… 「先生~、マリ姉~」 その声は河村 「僕 酔ってないよー聞いてくれよ~」 手を振り嬉しそうに走って来る。 マリカ、急に河村の方へ引き返す。 前から、気分が悪いのに我慢してマリカの元へ急いでいるナオなのだが… 引き返すマリカの後ろ姿に… 「マリ姉ー」 そう叫んで倒れる直人
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