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最高神「結くんー?」
急に最高神のドアップ現れる。
結「なんだよ?」
最高神「聞いてた?キミは肉体が消滅しちゃってるから、生まれるところからやり直すか僕の力で肉体を創るかなんだけど……上級神に感づかれるから、出来れば生まれるところからやり直して欲しいんだ」
まぁそれぐらいは許容範囲内だ。
最高神「ありがとう。ちなみに生まれるのは勇者召喚の8年前。だから肉体的には8歳で勇者とやりあったりしなきゃいけないんだよね……」
なんでそんな中途半端?
最高神「その頃、神界でいろいろあって世界の管理が手薄だったんだ。生まれてしまえば過度な干渉はできないから、そのスペックがあればなんとかなると思う」
結「そっか……。て、俺の考え読んでんじゃねーよ!」
俺はさっきからしゃべってない!
最高神「いや、返事してくんないからちょっと寂しくてさー」
なにその理由。
結「そんな理由でプライバシーの侵害してんじゃねぇよ」
最高神「はいはい、今度から気をつけるよ。ではそろそろ世界に送ろうと思うのだけれど、何か質問はあるかい?」
結「ない」
1ミクロンもない。
最高神「(そんなにないんだ……)じゃあ送るよ。次の世では、どうか幸多くあらんことを……」
最高神から強い光が放たれて、俺の意識はブラックアウトした。
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