とりあえず残り物を消化しよう

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ユイ「ふーん」 中はいたって普通のギルドって感じ。 向かって右側は酒場。 もちろん奴隷はいない。 ガレイド以外の国は違法だしな。 つってもきっと腐ってる貴族が裏ではなんやかんややってんだろーなぁ…… ま、潰すのは優が来てからだ。 覚えてた?召還されてくる勇者の名前は優だよ! レン「えーと、どれくらい……4年くらいでしょうか」 おっと、いつの間にかレンは受付に行っていた。 受付は左手側にある。 ここも1人でやってるようだが、ガレイドのとは違って渋滞はしてないな。 よほど優秀なのか? レン「おい、こっち来いよ。長期滞在はカードを変更しなきゃなんないらしい」 ユイ「はーい」 パタパタと可愛らしく駆け寄ってみる。 でも俺、この国では登録できんよ?年齢的に。 レン「新規登録じゃなくて変更だからできるんだよ」 俺以外には聞こえないようにささやいた。 そっか。 そーいやガレイドで登録した時にそんなこと言ってたよーな言ってなかったよーな? ユイ「はい、おねーさんっ」 レンの横に並んでカウンターに乗り出し(レンに持ち上げてもらった)、金髪グラマー美人にカードを差し出す。 受付「あらん、ありがとねぇん」 紅の瞳を片方つむってウィンクのおまけ付き。 ユイ「うっ!?」 なんか嫌な予感。 .
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