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結「知らない天井……、じゃねぇな」
俺はめちゃくちゃ高反発のベッドに寝ていた。
見上げる先には綺麗な青空。
天井じゃなくて天上だったわ。
…………
…………
え?
そんな解説いらない?
いや、これが俺クオリティーだから早く慣れてくれ。
結「で、アンタ誰?」
ベッドから2mぐらい離れて、誰かの気配を感じる。
たいていこういう場合に出てくるのって……
?「はい、おめでとうございまーす!」
金髪碧眼で背中に天使みたいな羽をはやした痛い系のイケメンがいた。
……イケメン?
イラッ
結「…………誰だ」
だいたい予想はついてるが、とりあえず聞いてやる。
?「僕は神だよーん」
結「…………」
なんだ、ただの神(笑)か。
神「ノリ悪いよー!そんなんじゃこの先やってけないよー」
イライラッッ
結「とりあえず……黙 ろ う か ?」
吹雪が舞う。
比喩ではなく、神(笑)がガクブルするくらいに。
神「え?え?なんでこんな事できるの?今から僕が能力あげるんじゃないの?」
冷や汗ダラダラな神(笑)
結「ほぉ?テンプレ通りチート能力をくれると言うのか」
神「え、いや、君には必要なi」
結「もちろん、もらえるものはもらっておくぞ」
タダより安いものはない!
神「でも、いや、だって今」
結「どうせアンタのミスとかで俺は死んだんだろ」
じゃなかったら相当ハズいが。
神「まぁ、ビミョーに僕のせいでもある……かな?」
え、まさかのハズい方向?
軌道修正せねば!
結「俺は今日死ぬ運命だったのか?」
神「いや、それは確かに僕がちょっと手を加えたけど事情が……」
結「ほう、事情があれば殺人を犯してもよいと?」
神「あ、いやそういうわけじゃないけど……」
結「なら寄越せ」
神「はい……(負けた…_| ̄|○)」
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