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ユイ「治療を始める。病人以外は家の外に出てくれ。レンもな」
魔力けっこう解放するから当てられるし。
え?お前が?的な視線はスルー。
レン「俺は残るよ」
えー
ユイ「聞こえてたか?お前も出ろってー」
レン「お前、一人で無茶するからダーメ。諦めなさい」
む、なんだよその言い方。
ユイ「でもお前、この前ボロボロになったろ?」
エルフの郷ん時ね。
ユイ「俺、あん時どんだけ後悔したと思う?」
レン「知らねーけど、俺はもうあん時の俺じゃねーし」
だだっ子か!!
ユイ「俺はお前が死ぬの嫌なんだよ 。傷付けることもな」
レン「傷付かなきゃいいんだろ?やってやるよ」
コイツ、ぜんっぜん分かってない。
ユイ「8人分の魔力を魔素に還元しつつ家と病人に結界張るんだぞ。お前の分の結界張る余力なんて」
レン「うるせー。それくらい自分でどーにかする」
ユイ「けど」
レン「早くしねーとマズい。俺はどかねぇ。傷付きもしねぇ。とっとと始めろ」
ユイ「っ!……あーもう知らねーぞ!」
言いたいこと言ってくれやがって!
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