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レイカ『レン!!あなた、ユイ様を連れ出しておきながら何の連絡もしないとはどういう了見なの!!』
怒っていらっしゃる……(´・ω・`)
レン『今は何も言わないで俺の話聞いてくれる?アルとジルは執務中?』
レイカ『敬称をつけなさいといつも言っているでしょう!……お二人は執務中よ。ジル様は外回り』
レン『なら邪魔はできないな。今から10人近く俺の部屋に送るんだけど、なんとか介抱してやってくんない?……人間だけど』
レイカ『緊急なのね?……国際問題にならないと言い切れるのならいいわ』
うん、そーゆー男気あふれる母さん好きだわー。
人間ってとこに頓着しないんだもんな。
レン『じゃー送る。あ、そん中にユイも入ってるから』
レイカ『分かったから早くしなさい。寝具を用意しておくから』
念話を切って魔力を練り上げる。
対象を指定して
レン「強制転移」
全員の姿が消える。
ギリギリの人数をやったから魔力消費が激しい。
だいぶ魔力量増えたと思ってたけど。
レン「……来たか」
大きな魔力が近づいてくるのが分かる。
予言が本当ならあの受付だな。
さて、どう出てくる?
?「ここですね。一応言うけれど、素直に出てきてくだされば危害は加えませんよ?」
おいでなすった。
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