4976人が本棚に入れています
本棚に追加
/474ページ
-い、いやいやいやいやっ!?
えぇエ~…これってどうゆー…tr
「うわっ!猫ォ!?
ヤダよ~あたし猫は嫌いなんだからっ!!…シッシッ!」
ガラスに激突した音を聞きつけたおばさんにホウキで追い払われ、現状を納得する前に店の外へと避難。←
通りに出てもまだ追いかけてくる追っ手を逃れるためにものっすごく全力疾走した。
「ニョえニャにゃ~ン!!??
(な、なんで~!?)」
…追ってを振り切り、
どうにかこうにか茂みに身を隠したら、後ずさる背に
また…招き猫..orz勘弁してくれ↓
『なにしてるニャン?』
「な、に…って!
普通に逃げてるっつーの!」
(あれ?なんで普通に喋れてンだ??)
『其れはわっちが猫だからニャン♪』
「ココロ読めるのかよ?」
『神様なんだニャ、当然だニャw』
神様(?)と名乗る陶器製のありふれた招き猫は目だけを動かし、ニンマリ笑った。
「…ちょっと待ってくれ。混乱してるんだけどー…なんで俺は猫になってんの?」
『お前が願ったからニャン。
「親を探せ」って。それならお前が「親」になれば良いニャン?』
「それ…大分違うぞ?
俺は「里親が見つかりますように」ってゆったんだっ」
『大して違わニャい。
お前は祠の前で子猫を助け、和菓子屋で願った。ならばお前が親になったほうが早いニャン?』
「違うって…だから、」
……
…………、
……。
……………?
何を…どうこう話しても、
神様猫は…自分の都合のいい部分だけを抜き出しで繋いで解釈するようだ。
(人間と神様じゃ考え方違ってるの当たり前なのかー?)
、
最初のコメントを投稿しよう!