甘い声

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タッタッタッタッ 私は今すごく走ってます! いつもお世話になってる雑誌の人と恋バナに花を咲かせてしまったから笑。 早く帰らないとニッシーが待ってるからね♪ さっきメールしたら、 "迎えに行こうか?" だって。まだスタジオにいたから丁重にお断りしましたけどね笑。 だから走ってます焦。こんなに走ったのは学生の体育祭以来です…はぁ…はぁ… ガチャ 「ただいまー!…遅くなってごめんね!」 「おっ!おかえりーっ!」 嬉しそうに駆けつけ抱きしめられる私。 苦しいんだけどぉ~… 「もぉ~!寂しかったんだから!!」 「ちょっ…くる…しぃよ~」 「あ~!ごめんごめん!」 「はぁ…はぁ…これでも走ってきたんだよ!」 「だから迎えに行くって言ったじゃん!」 「やだよ~ だって…恥ずかしいもん///」 「~!かわいいぃぃぃ~!!!」 また抱きしめられる私。だから苦しいんだってば// けどたまにはいいかなぁ笑。 しばらく抱き締められたけどさっきから疑問に思ってたことを聞いてみた。 「にっ…「隆弘!」」 「……隆弘…」 「なぁ~に?」 「そこにあるのは?」 「んっ?あ~!今日は俺が作ってみた!あんまり上手くないけど…笑。」 「…ううん。ありがとう///」 どうやらご飯を作ってくれたらしい。見た目は何とも言えないけどね…苦笑。 「ね~ね~!お腹空いたよ~!!」 「そ~だね!食べよっか♪」 あれから一緒に食べて今はソファーでまったり中。 えっ?ニッシーの料理はどぅだったかって?笑。 それは…想像通りの味でした笑。 だけど要は気持ちの問題だから本当は嬉しかったよ/// ニッシーは私の方が美味しいって言ってくれたけどね笑。
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