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スーパーであれこれカゴに入れて会計済ませると以外にもかなりの出費に泣いた。
両手に大量の買い物袋をぶら下げ帰路に着く。
ふと目に入った喫茶店に目を向けると思いがけない人を見つけた。
買い物袋をぶら下げたまま店内に入り、その人物へ向かう。
席の手前まで行きオレは辺りを気にせずに叫んだ。
『龍之介!お前今までどこにいた!』
先程まで穏やかだった店内がどよめく。
今、回りの眼なんかどーでもいい。
手に持つ荷物が落ちるのももうどうでもよかった。
ただ、またお前と会えただけで……。
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