空き教室

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目が覚めるとまだ2時だった。 あれは、夢なのだろうか。 夢だったら、悪い夢だけどあれが現実なら地獄だ。 どうやったて寝付けない。 僕は、イヤホンをつけた。 そして、最近好きになった音楽をきいた。 そのまま6時になっていたのだ。 そろそろいくか。 仕方なく僕は、制服に着替え。 静かにドアを開けた。 「おはよう!」 「おう。」 話しかけないでほしかった。 どうせ友達なんていないのだから。 邪魔で仕方ない。 授業をサボルか。 昨日の空き教室にいくか。 ドアを開けた。 「あ、来てくれた。」 僕は、ドアを閉めよとした。 「ちょっと待って。閉めないで。」 仕方なくドアを開けた。 「何ですか。」 「冷たいよ。聞いてる?聞いてる?聞いてる?」 ウザ。 うるさい。 黙れ黙れ黙れ。 「あ、そうだった。仕事がきたよ。」 「ハイハイ。」 どうせ、ネコ探しとかだろう。 こんなことに、あれを使いたくないし。 「まぁ、聞いて。***で、連続殺人事件だそうよ。やてみる?」 殺人事件! もしかして、あの時の犯人かもしれない。 やる価値はある。 でも、違うやつかもしれない。 「いいだろう。やてやる。」 「そうこなきゃ。」 満足そうに笑う。 面白い。 やてやる。 「まずは、証拠を見たい。」 「じゃ、いきましょ。」 僕がなんにも言わないので、鈴華は驚いていた。 行くとしたら、警察署か現場のどちらかだ。 着いた場所は、現場だった。 古い家だった。 中は、真っ赤な血がベットリとついていた。 この血の量は、5人ぐらいだろう。 一体何が起きたんだ。 リビングに行くと、そこにはあらされていた。 「ひどい。」 匂いは、腐った肉のような感じの匂いだ。 鈴華は、とっても怖いと思っているような感じであちこちを見ていた。 「怖いのか。」 「別に、こ,,こ,,怖くないわ。」 いや、絶対に怖いな。 しかも言葉をかんでるし。 「ここには、警察は来たのか。」 「うん。きたよ。でも、死体が一つしか見つからないの。だから警察の人達は、この血はペンキかなにかだろうと決め付けているの。」 台所は、いすが倒れていた。 そして、ちょっとだけ血の後が残っていた。 ここから玄関に行ったのか。 「ねぇ、伽耶君。窓の近くに人の手が落ちてる。」 人の手。 確かに人の手だ。 「いつ事件が起きたんだ。」 「一昨日の夜。」 だとしたら、この手は。 「この手は、今日の内に殺されている。」
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