連絡と現実

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彼女の態度に男性は少し微笑みその場を後にする。 (は、恥ずかしぃー) なんだか恥を晒した気分で智雪はメモに顔を埋めた。 買い物を終え車に戻ると、携帯が鳴った。 cメールのようで、知らない番号からだった。 内容文は知り合いを感じさせる部分があり、返信をした。 「なんだ、あっこかぁ」 すぐに返信が来たのは高校時代の友人のあっこからだった。 もう何年も連絡を取っていなく、メール変更の人物から消えていたが、彼女はわたしの存在を消していないようだった。 懐かしい旧友の連絡に智雪は不信に思った。 なんだろう… 懐かしい旧友からの連絡、返信を終えたあと、彼女から再度メールが届いた。 ------- 久々のメールで、ちょっとお知らせ。 私、結婚しました。 今は杉本藍子です、登録変更よろしくね♪ ------- 「……」
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