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私はあわててシャツを着た。
「すみません…この話はなかったことにしてください…」
「お金に困っているなら私が援助してもいいですよ…」
「いいえ!けっこうです!…」
私は履歴書を返してもらいスナックから慌てて出た。
私は主人が初体験の相手で龍一さんとは初めての浮気だった。
もう、これ以上、知らない男と寝たら、私は地獄へ落ちて行くと思った。
この時、この年で、結婚いらい専業主婦でなんの資格もない私が、この不景気な時代、お金を稼ぐには身体を売るしかないと思った。
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