どうしようもない恋

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「なにすんだよ、はるか!」 「いっつまでもほうけちゃってさ。みどりちゃん、告白断ったみたいだよ」 「そ、そうか……って関係ないだろ、俺には」  嘘だ。本当は気が気じゃなかった。中庭にやってきた冴木みどりにあのイケメン野郎が近づいて行った時、二人が並んでいる姿を想像してしまい、息が止まってしまったのだ。
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