神と謁見、…俺死んだの?

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この世に、『神』は実在する。 ただ、その神々しさ故に、人に見えないだけなのだ。 『火のないところに煙は立たぬ』 こんな諺まであるくらいなのだから、『神』という存在があっても可笑しくない。 信仰している人間がいるということが何よりの証拠だろう。 別に、俺はどこかの宗教に傾倒しているわけではないが、 『神』は実在する。 そう、言い切ることが出来る。 保証しよう、『神』は実在する。 だって、見たことがあるのだから。 侵しがたい、凛とした佇まい。 しっかりとした意志を持った瞳。 眩しいまでの神々しさ。 そして、圧倒的な存在感。 あの人を『神』と言わず、なんという? …あ、人ではないのか。 ………コホン、これ以上は長引きそうだから割愛しようか。
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