プロローグ

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?「なぁ、今日ゲーセン行かん?」 いつもどうりに、仲間を誘う ?「お!いいじゃん!今からか?」 ?「のったのった!」 こいつらとつるむのも悪くはないな 俺は前橋空(マエバシソラ)高校2年だ 学校での扱いは………まぁ、不良といったところやな 見た目が怖いせいか、周りのやつらは話しかけてこない 今つるんでいるこいつらも、同じような境遇だ 俺たちが教室を出ると、中からはざわめきが聞こえてくる まぁ、もう慣れてんやけど A「なぁ、あれ見ろよ」 不意に、左のやつから声がかかる そこには、最近転校してきたというイケメンが女子5、6人を侍らせて帰る所だった B「チ、調子乗りやがって。なぁ、あいつらに絡まないか?」 A「お、いいね。なぁ、空はどうするよ」 空「止めとけよ。関わるな。あいつと俺らやったら、住んでる世界が違うんやし」 正直、めんどくさいしな A「まぁ、空が言うなら…………」 空「それに、あっこには生徒会長もいんだ。只でさえ教師とかのマークがキツイのに、これ以上やられたら敵わんぞ」 B「確かにな………ま、それより、早くゲーセン行こうぜ!」 空「そやな」 俺たち三人は校門をでると、そのまま梅田へ向かった
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