その頃のルシア

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ミセル「ルシアって、目が赤いのは魔眼だから?」 私が編入してから数日が経ったある日、ふと、ミセルがそんなことを言った シルメ「ミセル。そういうことはだなぁ……」 ミセル「あ……ご、ごめんね?なんか、変なこと聞いちゃって」 シルメから指摘されて、申し訳なさそうに謝るミセル ルシア「別に、気にしてないですよ。その通りですし」 ミノラ「じゃぁ~、やっぱりぃ~?」 ルシア「はい。私の魔眼は心を読む魔眼です。もちろん、制御も出来るので、迷惑はかけませんよ」 そういうと、三人ともそろって感嘆の声をあげる。 ミセル「てことは、戦闘でもかなり有利でしょ?」 ルシア「そうですね。でも、魔物相手には使えませんよ?知能が低すぎてなに考えてるか分かりませんから」 まぁ、そのかわり対人戦ではかなり有利ですけど ミノラ「そういえば~、今日の授業で、戦闘訓練があったけど~、ルシアの武器は~?」 シルメ「そう言えば、きいてなかったっけ?私は槍だ」 ミセル「で、私が両手剣。ミノラちゃんが」 ミノラ「鞭と弓矢よ~」 ということは、ミセルが前衛、シルメが遊撃、ミノラが後衛? ルシア「私はレイピアですね。戦闘訓練は各々の武器を使うのですか?」 ミセル「そうだよ。一応、不殺の魔法はかけてもらえるからね」 シルメ「やっぱり、武器は使いなれているのが一番だからな」 楽しみだね~と三人が笑う 編入初の戦闘訓練、とても楽しみです
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