snow Ⅰ

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いつも帰る時も学校に行くときも 肩並べて歩いて帰っていたけれど もうきっとそんなことはないと思う。 愛生の家とは俺の家は真逆だし 校門を出てからも愛生は右へ 俺は左へと曲がる。 小学校の時から いつも隣に愛生の姿があったわけで この胸に開いたなにかも きっと愛生がいない物足りなさであって きっと恋なんかじゃないんだと思う。 俺は愛生なんかに恋をしちゃいけないいんだ。
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