第一章 力

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それには、少し腹を立てた秋介は、ゴツイ男の後ろに素早く回り込み、首筋に、刃物を突き付けた。 「俺のお袋は、終焉の日で死んだよ。それに俺はガキじゃない。こう見えて、十七歳だ。」 それを見ていたマスターは、それを止めようとする・・・が、遅かった。ゴツイ男は、秋介目がけて殴りかかる。 『ガシャン』 周りにあったテーブルが音をたてて壊れた。
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