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ユニはキョトンとしながらも三人分のパンを持ってきてくれた
「本当にこれくらいでいいんですか?」
「あぁ、充分だ。元気に暮らせよ。それと、エヴァンジェリン」
「何だ?」
「またな」
エヴァンジェリンが竜馬の『またな』という理由を知るのは、 未来のお話である
村を離れてしばらくすると、扉が道の真ん中に堂々と待ち構えていた
「さて、あれをくぐれば激動の時代か」
「まぁ、竜馬さんなら楽々でしょう。いい意味で」
「根拠はないですがニャ」
「まぁ、心配してくれるのはありがたい。丁度いい修行にもなるし、死なないよう頑張るさ」
そして、竜馬は扉をくぐった
後に『英雄』と呼ばれる『ナギ・スプリングフィールド』と共に戦う時代へと向かうために
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