これは夢?

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車に乗ると、葉山さんは、 「突然誘ってすみません。お茶でもいかがですか?」 「はい。」 私は緊張で他の言葉はでてこなかった 私は車が出発しても無言のままうつむいていた そして車はある店の前で止まった 「ここだよ。着いたよ」 私は緊張しすぎて、固まっていた 「降りてくれる?」 と言われ、はっとすると、葉山さんは助手席のドアを開けてくれて私をにこにこしながら見てた 私は、 「すみません」 と言って急いで降りた 「この店は知り合いの店やから安心して」 と言って入って行ったので、葉山さんについて行った 中に入ると、すごく雰囲気のいい店で、なんかほっとさせてくれた 葉山さんは、 「マスター、いつものとこいい?」 「あいよ」 私はマスターと思われるカウンターの中の人に頭を下げて、小走りで葉山さんについて行った 「まあ座って」 「はい」 「どした?大丈夫?」 「はい」 「なに飲む?」 「あ、あの水で」 「水?水でいいの?」 「はい」 「緊張してる?」 「はい」 「なんか、はいばかり言ってるね」 と笑われてしまった 「だって急だし、緊張するの当たり前ですよ」 「あっ、はい以外しゃべった」 「えっそうですか」 「そうだよ」 「すみません」 「いや、謝らなくていいよ。突然だったから悪いのは俺だしね。でも君おもしろいね」 葉山さんはまたにこにこしながら私を見てる
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