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「じゃあな、仕事がんばれよー」
「あ、はい!」
神逆さんと別れてから駐車場に向かう、すると後ろから声をかけられた
「なんか面白そうな予感がするな?」
「仕事に行くところですけど」
「面白そうじゃねえな、クク」
この一風変わった男は宮付 阿城斗、天才ギャンブラーで捨て子を拾うという優しいのか優しくないのかよく分からない人だ
捨て子全員がでてくるのはまだまだ先のお話
「なあ、お前今度暇なら丁半賭博につれていってやろうか?」
「え?なんですかそれ?」
「サイコロを2つ振って偶数奇数当てるギャンブルだ」
「…は、はぁ」
「とうぜんサイコロを振る人は丁半操れるからサイコロを振る人の心理を読みきることが出来るかどうかのゲームでな」
(…………恐ろしいほど興味ない)
「だからーーーーーーであるからしてこのゲームは実に素晴らしい、いわば完璧なる心理戦、勝ち続けるのは実に難しいのだ、だからこそーーーーーー…。」
現在時間8:40、朝礼9:00
「あ、おい!まだ話してる途中だぞっ!?」
「仕事に間に合わないんですよ!」
逃げた訳じゃないですよ?ないですからね?
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