初章

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「わかっているわよね、あなたは人間じゃないのよ」 何度も聞いてきたその言葉でボクは目が覚めた。 人間といることが少しでも楽しいと思うたびにこの夢を見る。 ここまで読むと分かる通りボクは地球人ではない。 宇宙人だ しかも海王星の。 海王星人からしたら地球人だって宇宙人なのだけれどそこはひとまず置いておいてもらいたい 「自分が人間だなんておもわないっつーの」 独り言をわざと口に出して布団から出た
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