2章

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宇宙船の中では柳がはしゃいでいる。 いつものように そんな姿を横目で見ながらコーヒーをすすった。 すると 「すごい。梛木くん、コーヒー飲めるんだ」 言い忘れていたがボクは梛木(なぎ)という。 柳と似ているのが少し嫌だ 「うん」 適当に返すとその女子は 「へぇ~。すごい!コーヒー飲めるってかっこいいね」 コーヒー飲めるだけでどこがかっこいいんだ? 海王星の女子はこうやって男に色目を使ってばかりいる。 だから嫌いだ。 地球人もそうなのかもしれないが。 めんどくさい女とコーヒーの話をしていると地球へ着いたと放送が入った。
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