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シュッ、
バスッ！！
シュッ、
バスッ！！
「野球部か。朝練なんてさすが野球の名門校だな～」
「おっ、朝からティーバッティングやってんじゃん。」
「俺達も早く交ざりてーなー」
やばい。独り言聞かれたかも！
なんか恥ずかしい。
「あ、真中じゃん！」
そこには中学が一緒だった須藤弘樹がたっていた。
彼は三年生のときに転校してきてクラスでは人気者、運動神経もよくてモテモテでいわばイケてるグループの彼とあまり話したことなかった。
「須藤くん藤城だったんだね」
「おう！真中は部活しないのか？」
「僕はいいかな...野球部に入るの？」
「野球推薦で入ったからな！」
え？野球推薦？
この人野球部じゃなかった記憶が...
「野球やってったっけ？？？？」
「前の地元で小中ってやってたけどこっちに越してきてシニアでやってたよ」
野球やってたんだ...
藤城に推薦で入るなんてすごいなー
なんて思ってたら朝のHRの時間間近だった！
「じゃ、じゃあ遅刻しそうだからもういくよ！須藤くん達も急がないと遅刻しちゃうよ！」
「お、おう！じゃあまたな！」
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