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唐突だが僕の名前は霧雨 晃(きりさめ こう)
16歳の高校1年生
性別は男なんだけど生まれてこの方初対面の人に一度も男と思われたことがない、ってか知り合いの人たちは俺のことを女と勘違いしてる人のほうが多い
自己紹介終わり!
今現在は家でゴロゴロとしている
「暑い~……」
高校に入ってすぐ引っ越さなければならなかったが、俺は友達と離れ離れになるのがいやだったため、マンションで一人暮らしをする事になった
高校生だからもう一人暮らししても大丈夫だろうということで両親も許可をだしてくれたが、母さんは最後まで『こんなに可愛いこうちゃんを置いてくなんて嫌よ!』と最後まで駄々をこねていたが、なんとか説得する事が出来た
今日は土曜日で学校もなく、部活にも所属していないのでマンションの自分の部屋でゴロゴロとしていたのだが
「なんで~こんなときにクーラー壊れてんの~」
そう、最高気温を更新するような暑さのこの日に限ってクーラーが故障してしまうという不運に見舞われている
「……とりあえず、何か飲も」
うちわでパタパタとあおぎながら冷蔵庫を開けて何か飲み物がないか確認する
「何も……ない……しょうがない、買いに行くかな」
冷蔵庫の中には何も無かったので(食材は沢山あったが)冷蔵庫を閉めて近くの販売機に買いに行くことにした
とりあえず財布と携帯をポケットにしまって近くの自販機に向かう
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