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エリス「あ、姉上だ。」
ハセヲ「お~い、ジゼル此処だ此処。」
キョロキョロと教室を見回しているジゼルに声をかける。
グレン「ハセヲってエリスの姉さんとも面識あんのか?」
アリアス「エリスと面識あって、無いわけ無いだろうし。
その上、バルバス陛下や賢者倒したともなれば尚のことだろ。
………ライバル多いな…ボソッ」
ミゼル「?アリアスどうしたの?
なんか深刻な顔してるけど。」
レギアス「まぁ、色々あるのだろう。」
ラグナ「そーだな、その上それは険しい道のりだろうしな。」
ラグナやレギアスはハセヲを一瞥する。
ハセヲ「ん?どした?」
ラグナ「いや、なんでも無いさ。」
レギアス「此れは中々の強敵だなアリアス。」
心の中でアリアスを応援する二人だった。
そうこうしている内にジゼルがハセヲ達の元に着いた。
ジゼル「ヤッホー皆、久しぶりだねぇ♪
ハセヲとエリスは朝振りだけど。」
ガイア「お久しぶりです、ジゼル王女。」
ネル「お久~…。」
6大貴族の面々がジゼルに挨拶をする。
ジゼル「皆なにしてるの?もう下校時間だけど。」
ハセヲ「俺が寮の場所分からないから、皆で行こうって話してたとこなんだよ。」
そう軽く説明をする。
ジゼル「そっか、そういやそうだったね。
んじゃ、行こうか♪」
そういってハセヲの手を掴み引っ張るジゼル。
ハセヲ「ちょ、ジゼル引っ張るな!転ける!転けるから!」
エリス「姉上!狡いですよ!」
そこへエリスも参戦し2人に引き摺られるように教室から出て行くハセヲ。
ネル「アリアスの恋路は、険しいね。」
アリアス「なっ!ネルてめぇどうゆう意味だコラァ!」
ネル「…きゃー。」
それに続き、ネルとアリアスが追いかけっこをする様に出て行く。
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