七話 転生後も変わらず学生

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エリス「あ、姉上だ。」 ハセヲ「お~い、ジゼル此処だ此処。」 キョロキョロと教室を見回しているジゼルに声をかける。 グレン「ハセヲってエリスの姉さんとも面識あんのか?」 アリアス「エリスと面識あって、無いわけ無いだろうし。 その上、バルバス陛下や賢者倒したともなれば尚のことだろ。 ………ライバル多いな…ボソッ」 ミゼル「?アリアスどうしたの? なんか深刻な顔してるけど。」 レギアス「まぁ、色々あるのだろう。」 ラグナ「そーだな、その上それは険しい道のりだろうしな。」 ラグナやレギアスはハセヲを一瞥する。 ハセヲ「ん?どした?」 ラグナ「いや、なんでも無いさ。」 レギアス「此れは中々の強敵だなアリアス。」 心の中でアリアスを応援する二人だった。 そうこうしている内にジゼルがハセヲ達の元に着いた。 ジゼル「ヤッホー皆、久しぶりだねぇ♪ ハセヲとエリスは朝振りだけど。」 ガイア「お久しぶりです、ジゼル王女。」 ネル「お久~…。」 6大貴族の面々がジゼルに挨拶をする。 ジゼル「皆なにしてるの?もう下校時間だけど。」 ハセヲ「俺が寮の場所分からないから、皆で行こうって話してたとこなんだよ。」 そう軽く説明をする。 ジゼル「そっか、そういやそうだったね。 んじゃ、行こうか♪」 そういってハセヲの手を掴み引っ張るジゼル。 ハセヲ「ちょ、ジゼル引っ張るな!転ける!転けるから!」 エリス「姉上!狡いですよ!」 そこへエリスも参戦し2人に引き摺られるように教室から出て行くハセヲ。 ネル「アリアスの恋路は、険しいね。」 アリアス「なっ!ネルてめぇどうゆう意味だコラァ!」 ネル「…きゃー。」 それに続き、ネルとアリアスが追いかけっこをする様に出て行く。
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