七話 転生後も変わらず学生

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その後は大した会話もなく、各々の部屋に入る。 部屋に入って直ぐに、薄手のカーテンのかかった大きな窓が目に入る… ぼんやりと手摺の様な物が見える、恐らくベランダがあるのだろう。 奥へと進む途中に扉を三つ程見かけた。 中を調べると、入って直ぐの扉がトイレ。 その斜向かいの扉の部屋にはベッドがあった。寝室なのだろう。 寝室の向かいの扉は風呂場の様だった。 大きな窓があった部屋にはキッチンとリビングが併設していた。 ハセヲ「何処ぞの一人暮らし様のマンションの部屋より設備整ってんじゃねーかw 広さもまぁまぁあるが、ボッチには辛…って明日からは使い魔も此処に住むのか…人型とかそこまでデカくないのなら良いけど馬鹿デカい奴ならぜってー無理だなwww」 そう呟きながら制服を脱ぎ、予め創造属性で作ったおいたスウェットに着替える。 ハセヲ「…シャワー浴びてさっさと寝るか。」 そう言って風呂場に向かうハセヲ。 その表情は何処か淋しげな感じが伺えた。 シャワーを済ませ、髪が乾き切らないまま寝室のベッドに倒れこむ様に横になる。 ハセヲ「……思ってたより、一人って辛いな…。」 そのまま眼を閉じて、先程のエリスの言葉を思い出す。 今度は私達がお前の力になりたい… ハセヲ「………ハハッ…」 小さく息を吐く様に自嘲気味に嗤う。 ハセヲ「もう十分力になってくれてるっつーの。」 そう呟くと、淋しげな表情から少し満足気な表情に変わり眠りについた。
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