花ざかりの君たちへ

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「花田さん、あそこの角のペットショップの動物が可愛いんですよ・・・・・あっ!」 信号を渡ろうとしているヨボヨボの年寄りがいた、 彼女は駆け出し、 すぐにその手をとって一緒に渡ってあげた。 「ありがとう~」 「いえいえ」 やはりなんて優しい娘なんだ! ペットショップに付くと怯えて誰にも懐かないらしい子犬がいた。 「キュ~ンキュ~ン」 「おおその子犬が懐くなんて! 私たちペットショップの店員にも懐かないのに!」 デート資金を多めに持っていたので、 俺は彼女にその犬を買ってあげる事にした。
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