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ホー。コエモキコエルンダネ。
「みんなおじさんのこと見えてないんですかね?」
ドウナノカナア。ニンシキシテイルヒトモイルミタイナンダガ…ミエテハイナイトオモウ。
そうなのか。何となく存在は分かっても見えない、聞こえないというやつだろうか?妖精みたいな?
ちっちゃいおじさん妖精説に自分でちょっと、吹き出してしまったが、失礼なので咳払いで誤魔化しながら笑いを飲み込む。
金髪バカ女がヤッパリね。という顔でクルクルパーのジェスチャーをするのがチラッと見えた。
「こんなところで何しているんですか?」一層小声になって僕は訊ねた。
ココノカッキガスキデネ。ミンナイッショウケンメイハタライテイルダロウ。
ちっちゃいおじさんがチラッとメガネさんの方を見た。
はは~ん。なるほど。
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