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Sideアレン
太陽が丁度真上に来た頃、俺は起床した。
悪魔には学校なんてないから起床時間は自由だ。
起きたところで何かする事があるわけではないので、薫との約束の時間までブラブラ散歩することにした。
「あれ?こんな時間から出かけるの…?」
「あ、あぁ…。」
弟に捕まった、最悪だ。
もし父さんに人間と会っていることがばれたら…、俺はきっと怒られるだけではすまない。
「気をつけてね!」
「心配しなくても大丈夫だよ。」
手を振ると足早にその場を立ち去った。
ばれるのは時間の問題だろうな…。
SideアレンEND
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