窓の外を見上げ

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Sideアレン 太陽が丁度真上に来た頃、俺は起床した。 悪魔には学校なんてないから起床時間は自由だ。 起きたところで何かする事があるわけではないので、薫との約束の時間までブラブラ散歩することにした。 「あれ?こんな時間から出かけるの…?」 「あ、あぁ…。」 弟に捕まった、最悪だ。 もし父さんに人間と会っていることがばれたら…、俺はきっと怒られるだけではすまない。 「気をつけてね!」 「心配しなくても大丈夫だよ。」 手を振ると足早にその場を立ち去った。 ばれるのは時間の問題だろうな…。                   SideアレンEND
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