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それからまた次女が泣き出し寝かしつけ始めた。
その最中長男にふと聞いてみたくなった。「今日何を頑張った?」
長男は「晩御飯食べるのを頑張った」と言った。「ママ残していいって言ったよね?」「だってパン食べたかったから。」「それならパン食べれたから良かったね、他には?」「幼稚園で泣きたくなったけど頑張って我慢した。」
今日この話をするのは二回目だ。何かある。直感した。「幼稚園で泣きたくなった時先生はいなかったんだよね、お友達は?」「お友達はいた。」「お友達は何も言ってくれなかったの?」「何も言ってくれなかった」そう答えて泣きそうになる息子。
可哀相に、辛かったね。と、言って抱きしめてあげた。少し長男の様子が落ちついた。次女の寝かしつけに専念する。ところが今度は長女が足に擦り寄ってきた。おやすみのキスをしてあげたらニコニコしながら布団へと戻っていった。
次女も寝て長女も寝付いたのて長男と二人別室へと移動した。少し抱っこした。もう普通に話せた。不思議と力いっぱい抱きしめてあげる事が出来た。人生ゲームを一週やってまた抱っこで少し話してから布団に入った。長男はすんなりと寝付いた。もしかしたら息子の不安定は慌ただしい生活が原因なのかもしれない、と今思った。
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