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でも、わかったんだ。
きっとあたしは前世も現世も今はまだ見えない来世でも、その時の今を生きるあたしは先生がいないと生きていけないくらい、先生が好きすぎるんだってこと。
じゃあ、あれが本当にウワサだったとしても、先生がいなくなってしまうという期限までにあたしに
「好きだ」
って言わせてやる！
先生と付き合う事がダメでも、互いの気持ちの鎖が繋がっていればきっと『付き合う』っていう縛りはいらない。
まだ、先生を振り向かせるほど力強く歩くことは出来ないけど、少しずつでも安定感のある一歩で先生の前まで進み続けるから！
その期限まであと半年、まだまだチャンスはたくさんある！
絶対にこんな所じゃ諦めない！
諦めてたまるものか！！
ずっと先生のウワサについて考えている内にあたしは夢の世界へ誘（いざな）われていた。
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