エピソードⅡ 俺は… (Side世野原)

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久しぶりに電話をした千瑠羽(チルハ)は相変わらずの女だった シスコンも昔と変わらない。だが、俺も星斑をただの女と同じように見てる訳ではない。 「あぁ、そんなんじゃない。本気だ」 「そう、ならいいわよ。アンタの事は信頼しているし、千歳も…」 「なんだ?」 「まぁ、いいわ。気にしないで。アタシ今日彼とデートだから家には帰らない予定なの。明日まで千歳のことよろしくね♪」 「あぁ、わかった」 「じゃあね♪」 誰と何の話をしていたのか分かっていない星斑は俺を見て百面相している。 星斑を見ていると本当に飽きないな(笑) 「星斑、お前の姉さんから許可はとった。詳しい話はまたあとでな、とりあえず俺の車に乗ろう」 星斑は急な展開に付いて行けてないようだったが、先に車に乗るように言った。
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