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「ちーちゃん、ちーちゃん、ちーちゃん!!!A組の松山くんから聞いたの!絶対に慌てちゃダメだよ!?あっ、でも今はちーちゃんには…。いや、でも伝えなきゃだし、でも、ちーちゃんにはキツいかもだし△*□#○☆…」
………。
律が壊れました…。
とりあえず、律にしっかり話を聞かないと問題は解決しそうにない。
「律、落ち着いて。まず深呼吸しよう!!」
そうあたしが言うと、律は数回深呼吸をした後落ち着きを取り戻したのかあたしに向き直って、一呼吸開けてからしっかりとした口調で話し始めた。
「…あのね、ちーちゃん。絶対に慌てないでね。これはまだ単なるウワサだから。」
「うん…?」
いつになく真剣な表情の律にあたしも少し気を引き締める。
「―――――」
律の話しが終わった後、あたしは固まったまま動けずにいた。
それほど、あたしにとっては衝撃的なことだった…。
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