そのいち

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イケメン君と愉快なビッチ達は放置して学園に到着 クラスがわかんねぇからクラスが分けでも見に行くかな 「えーっと俺はなん組だ?」 クラス分けが貼られてるボードの前まで来ると生徒がまるでゴミのよ……わらわらと集まっていた とりあえずそのままじゃ見えないから隙間を縫って前の方に移動して自分のクラスを確認する 「んー……お?あったあった、2ーCか」 2ーCのところに俺の名前を見つけついでに龍哉と離れられたか確認したがきちんとアイツも2ーCに居やがった、もちろんビッチーズも全員2ーC これなんてご都合展開?アイツら全員一緒とか絶対裏工作があったとしか思えないんですけど? 「ん?」 めんどくせぇとか思いながら教室へと向かおうとしたら周りがざわざわしだした なんだ?……あーそゆことね 皆が校門の方を見てるから俺もそっちを見てみてざわついた訳に納得した 艶のある漆黒の髪を背中のまん中辺りまで伸ばし、白く透き通った肌に整った顔立ちの超絶美少女、我らが学園のアイドル、奥村紗季のご登場だ 奥村がクラス分けが貼られてるボードの前に行くとそれまでわらわらと集まっていた生徒がさぁっと退いて道を開けた 気のせいか奥村が一瞬寂しそうな顔をした気がしたが……まぁどうでもいいや、そんなことをよりさっさと教室行こう ……階段だりぃ
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