見えざる腕

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飛び去っていくオルタンシア。 「オルタンシアー、物語をみつけたら報告。わかった?」 「えぇ・・・・・わかったわ、ヴィオレッタ。でも・・・・・やっぱりヴィオレッタも不安だったのね・・・・・・・クスッ・・・」 「うるさーい!!いいからさっさと行きなさいよ」 頬を赤らめるヴィオレッタ。そして、オルタンシアは光の中へ消えて行った。 此処での物語(Roman)はこれでおしまい。次の物語を探しにいきましょうか・・・・・。 ふと立ち止まるヴィオレッタ。 「其処(この世界)にRomanはあるのかしら」
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