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ふらふらと歩きながら浴びるように酒を飲む
知らぬ間に翔は見知らぬ場所に足を踏み入れていた
「…神社?
神様~、お願いします~ってか?
ハッ!!今どき神頼みなんか流行んねぇ……よっ!!」
―ガツンッ
翔は目に留まった賽銭箱を蹴ると、古びたソレは意図も容易く壊れてしまった
「………いけないんだぁ」
何処からともなく声が聞こえる―…
「っ…誰だ!!出てこいっ」
翔は焦る
人の気配はなかったはずなのに―…
周りを見渡してみるが、誰も居らず…
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