自分色の地図

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生きるのって自分色の地図の上の道を歩いて行くことかなって思う。 何の意味もなく生まれて来た人なんていないんじゃないかな。 一人一人、なにか目的っていうか、ゴールがあって生きているんじゃないのかな。 それに向かって歩いて行くことが生きるってことじゃないのかな。長い短いはあっても。 その時、方位磁石(コンパス)になるのは、 それぞれの心の中にあるこうしたい、こうありたい、っていう抑えきれない想いじゃないかな。 お金とか、おいしいものを食べたいとか、綺麗になりたいとか、そういう欲望みたいのじゃなくて、小さい時に、時間を忘れて、夢中になったこととか、考えるだけで、わくわくすることってあるんじゃないかな? そういうのが、たぶん、自分の心の中の羅針盤、コンパスだと思う。 道に迷ったり、どこに道があるかさえ、わからず途方に暮れてつっぷして起き上がることさえできなくなっても、目を閉じて、耳を澄まして、心の声を聞いてみよう。 旅人を導く北斗七星のように、心の羅針盤(コンパス)が、まっすぐゴールを指し示してくれる。
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