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「なんだよ」
「買って来い」
「は?」
「あたしのためにこれを買って来い」
何で俺がこれを買ってこなくてはならないのか。
「何で俺が」
「あたしのためになるでしょ」
俺のためには一切ならないのだが?
「お願い」
頭を下げてくる。
「・・・面倒」
「この限定版にはきらりのコスチュームはいってる」
「だから?」
「買ってきてくれたら着てあげてもいいよ?」
「誰得?」
「・・・」
別にこいつのコスプレなぞみたくもねぇしな。
「本当に見たくないの?ぽろりもあるかもよ?」
「なおさらいらねぇよ!?」
何が好きでこいつのぽろりなんて見なくちゃいけないんだよ!
「本当はみたいくせに」
「見たくありません。お前のちっさ・・・いってぇ!?」
殴られた。まだ最後までいってもいないのに。
「だれがミニマム幼女体系だこのやろう」
「そんなこといってねぇけど?」
こいつの体系は、身長ギリギリ150cm。体重身長に相応。3サイズ膨らみ小さく、腹は出ておらず、尻も小さめ。
こんな感じ。
だから、そんなやつのコスプレもぽろりもぜんぜんうれしくないのだ。
「いいから買って来い」
とうとう命令形。
「なんで命令形なんだよ」
「あたしがお願いしても買ってこないから」
理由になってねぇ・・・。
「そんなにほしいのか?」
「ほしい」
「そうか。ならば俺から条件を出そう」
「・・・できるものならね」
「やらなきゃかってこねぇ」
「わかった。なにすればいい」
「俺と一緒に買いにいくぞこれ」
「無理」
即答しやがったよこいつ・・・
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