幼馴染の日常

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「はぁ・・・」 深いため息をひとつ。 泣き言はもういえない。 「あっくんファイト!」 「はいはい・・・」 まぁ・・・こいつの頼みだし仕方ないけどさぁ・・・。 限定100で、俺がこいつの分のために並ぶってことは、必然的に俺のは買えないんだよなぁ・・・。まぁそこまでほしくはないけど。 「まぁ、お前コスプレしてくれるんだろ?」 「ポロリもあるじぇ?」 「ポロリはいらねーから・・・」 とりあえずヒロインであるきらりのコスプレをしてくれるというご褒美?もあるので、がんばろうと思う。 んでもって、その会戦まで、残り二日。 いろいろ準備しないとな・・・。 「あっくんのためにあたしもいろいろ準備しておくからね」 「それは楽しみだ」 いったい何を用意してくれるのだろうな。 「その用意してくれるものとは?」 「お弁当とか飲み物とかいろいろ」 お弁当か・・・。 こいつ、昔から料理はうまいからな。 正直楽しみが増えた。 これでがんばれる。気がする。 まぁ、とにもかくにも、こうして俺が戦場へ赴くことが決定したのだった。
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