0人が本棚に入れています
本棚に追加
とうとうこの日がやってきた。
冷たい風が吹き出したくらいでいつもと変わらない日だった。
そしていつものように利夏と昼休みを過ごしていた。
すると急に利夏が
利「あっねぇねぇ由香さ、西摩くんって知ってるでしょ?」
由「…西摩…くん?
誰?」
利「…」
私は西摩くんの存在を記憶から消し去っていた。
利「由香さ、自分のクラスの男子の、まだ覚えてないの?」
バカにしすぎだって。
入学しつ9カ月だよ?
覚えてないわけないじゃん。
私は反論する。
由「いや、そもそも私のクラスに西摩なんて人いないし」
利「はぁ?!ホントに覚えてないの?!小6のときに転校してきた人だよ?!」
由「…」
由「…」
由「…あぁ!!思い出した!てか私、同じクラスだったんだ…」
知らなかった、、、
メガネかけてて細い青年だったのは思い出せるけど顔が浮かばない…
最初のコメントを投稿しよう!