ナツヤスミダーの日常2

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赤「よし、トレーニングだ。 見廻りも兼ねて町内一周してこよう。」 レッドはTシャツと短パンに着替え、ランニングに出掛けた。 ハッ、ハッ、ハッ、ハッ (流石に暑いな) ハッ、ハッ、ハッ、ハッ 「そろそろ、ハッ、 水分、ハッ、ハッ、 補給するか、ハッ、」 ん、あれは… 「…いど、おおきに。 また来てや。」 「ハッ、ハッ、おーい、グリーン、ハッ、ハッ。」 「篤志やないか。 どや、カチワリ。 暑い夏にはこれやで。」 「お、いいねぇ。」 「まいど、450円ちょうだいします。」 「え、金とるのか。」 「そらそうやろ、 ええか、仮にもヒーローの端くれを名乗っとる以上、無銭飲食したらあかんやろ。」 「そりゃそうだけど、でも450円は高くないか?」 「何言うてんねん、 ええか、この暑い陽射しの中、この公園から一番近いコンビニまで700メートル、自販機まででも400メートルや、 公園の水道は生ぬるいし錆の味がしよる。 おまけに、この冷たい氷の状態を保つのになんぼ板氷を使こうとるんかしっとんか? それをまるで銭の亡者のような……」 「ああ、わかったわかった はいよ。」 「まいど、おおきに。 また来てや。」 (捕まったオレがバカだった。)
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