舞い過ぎな人達

上谷茜(ｶﾐﾔ ｱｶﾈ)

　主人公真田文哉の同級生にして、同期の転生者。
　大和撫子と呼ぶに相応しい翠の黒髪、長い睫毛、すっきりとした顔立ち、そして温厚な人柄。

　主人公の｢万物創造｣と比肩し得る｢未来予知｣の力を、神から受け取っている。
　転生の地は水の国アモルフィであり、転生時点では主人公と別れて行動していた。

　小動物的な性格で、あまり勇敢さは無い。
　ただし自身の知識を活かせる場面においては、普段とは打って変わって積極性を見せる。
　しかしその直後に萎縮する。

　上記の様な力と性格を持ち合わせている為、ややバランスは悪い。
　そしてやはり、主人公と組ませると弱点が補える。

　アモルフィ国内においては主人公と同様にすっかり祭り上げられており、｢時詠みの巫女｣の名は知れ渡っている。

　直接的な攻撃を可能とする神術ではない為、また本人の性格上、戦闘行為はやや不得手。
　それでも｢敵が次にどう動くのか｣を事前に知っておく事が可能であるので、並の相手ならば単体でも、強敵であっても仲間次第で十分優位に戦闘を行える。