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「ついに……ついに来ましたのです!」
私は目の前のダンボールを眺めながら、心の中でサンバを踊っていました。
それほどまでに、私の気分は高揚していたのです。
だって……だって……私、ついに巨乳になれるんですゆ!
事の起こりは三日前。
陽介しゃんを尾行した時に知り合ったおっぱい喫茶店の代表の人から、美味しい話を持ちかけられたのです。
「おっパワーが込められた天使のブラが手に入りそうなんだ。これを着ければ誰でも巨乳になれる」
と――。
最初は私も半信半疑でしたが、実際に着用した映像を見せられて、私の疑念は吹き飛びました。
なんと、明らかにAカップくらいだった女の子が、いきなりグラビアアイドル顔負けのびっくりおっぱいになったんですゆ!
まるで魔法のようなその光景に、私は目を奪われざるを得ませんでした。
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